使い方ガイド
マダめもくんを最初から最後まで通して使う流れに沿って、機能を紹介します。 すでに使っている方は左の目次から目的の項目に飛んでください。 実際の操作感はアプリ内のサンプルシナリオでも確認できます。
はじめに
マダめもくんは、マーダーミステリーをプレイ中にメモを取るためのアプリです。 証言・証拠・タイムライン・人物関係を整理しておくことで、最終議論や推理の土台になります。 データはすべて端末のブラウザに保存され、サーバーには送信されません。
このガイドで使う用語
サンプルシナリオで試す
初回起動時 / バージョン更新後の起動時には「ようこそ」モーダルが表示され、 サンプルシナリオが入った状態でアプリが開きます。 実際にプレイする前に、サンプルで操作感を確かめることをおすすめします。
サンプルはアプリのバージョンが上がるごとに更新されるので、 新機能を反映した状態で確認できます。「ようこそ」モーダルからは、このガイドを別タブで開くリンクも用意されています。
自分のシナリオでプレイするには、ヘッダー左の「+」から新規セッションを作成します。
このガイドの読み方
上から順に読めば、セッション作成 → 登場人物登録 → メモ取り → 推理 → エクスポートまでを一通り辿れる構成になっています。 特定の操作を知りたいときは左の目次(モバイルでは本文上部)から該当セクションに直接ジャンプしてください。
セッションを作る
セッションは、シナリオ単位で独立した作業領域です。シナリオごとにセッションを分けると、 登場人物・メモ・相関図・推理メモがそれぞれ独立して保管されます。
基本操作
データの削除粒度
データを消す操作は、粒度の異なる 3 種類が用意されています。
登場人物を登録する
ヘッダーの「登場人物」から、シナリオに出てくる PL / NPC を登録します。 登録した人物はメモにバッジで紐付けたり、相関図や人物推理メモで参照されます。
登録項目
- 役割(PL / NPC)
- 色(9 色パレットから選択。インライン色付けやバッジに使われる)
- 行動順(PL / NPC それぞれの中での順序)
- 表示制御(メモ内のバッジ列に出すかどうかを人物ごとに切替できる)
登場人物管理画面
ヘッダーの「登場人物」から開く管理画面の見た目です。色丸クリックで色パレットを 開けます(プレビュー上の編集は保存されません)。
本文中のインライン色付け
メモ本文に登場人物の名前を書くと、自動でその人物の色で太字表示されます。 同じ名前が複数いる場合は、長い名前から優先してマッチします。
ヘッダーの行動順ステッパー
ヘッダー右側には、登録した登場人物が「PL → セパレータ | → NPC」の順で 1 列に並びます。 PL / NPC それぞれの中では「登場人物管理画面」で並べ替えた順序に従い、 シナリオ進行中に手番や行動順を俯瞰するためのリファレンスとして使えます。
並び順は登場人物管理画面でドラッグして変更できます。 ステッパーの表示は登録済みの全人物が対象で、「メモに表示する」のオン / オフとは独立しています。
3 つのパネル
アプリ画面はデスクトップで横並び 3 列、モバイルではタブ切替で表示されます。 各パネルは独立しており、書いたメモは他のパネルに自動では引き継がれません。 並び順はアプリ設定から変更できます。
フリーメモ
事実・証拠・キーアイテムなど、卓内で共有したい情報をまとめるパネルです。
自分用メモ
自分だけが見るメモを書くパネルです。仮説や疑念など、卓内で共有したくない情報を分けて管理します。
タイムライン
時刻つきで出来事や証言を並べるパネルです。証言の食い違いやアリバイの矛盾を見つけるための土台になります。
エントリの基本
各パネルの 1 行を「エントリ」と呼びます。エントリには重要度や関連人物などを設定でき、 テキスト・時刻つき・画像・手がかりカードといった内容を持てます。
サンプル
フリーメモのカード 2 件を、アプリ本体と同じ描画でそのまま表示します。
エントリの追加
各パネルには入力欄が固定で表示されており、ここから新しいエントリを追加します。 入力欄の位置(パネルの上 / 下)はアプリ設定で切り替えられます。
Enter入力を確定して新規エントリとして追加Shift + Enter本文中で改行Ctrl + Vクリップボードの画像をフリーメモに画像メモとして貼り付けメモグループが 1 つもない状態ではフリーメモ / 自分用メモの入力欄は無効化されます。 先に「+ グループ」からグループを追加してください。
表示状態
エントリは通常 / マウスホバー / 選択中で見た目が変わります。背景や左縦線が変化して、 どのカードを操作中なのかが分かるようになっています。
操作
右クリックメニューでは以下の操作ができます。
- 移動(別パネルへ / 同一パネル内のグループ間)
- 重要度(高 / 中 / 低 / 解除)
- 役職マーカー設定(表示形式・表示モードを上書き / デフォルトに戻す)
- 役職マーカー追加(メモに登場人物を紐付け)
- 時刻トグル(タイムラインのみ。時刻を不明にする / 時刻を設定)
- 複製(同じ内容のメモを末尾に追加)
- 削除
複数選択と一括操作
Shift + クリックで複数のエントリをまとめて選択し、選択中のカードを右クリックすると 「一括操作メニュー」が開きます。1 回の操作で選択中すべてを動かせます。
一括メニューの項目は単体時とほぼ同じです(移動 / 重要度 / 役職マーカー設定 / 役職マーカー追加 / 複製 / 削除)。
重要度
エントリには重要度(低 / 中 / 高)を設定できます。重要度を設定すると、 カード右側に色付きアイコンが表示され、背景に薄いグラデーションがかかります。
タイムライン
タイムラインパネルでは、時刻つきのエントリを時系列順に並べられます。 時刻なしのエントリは末尾の「不明」セクションにまとまります。
サンプル
時刻入力と自動補完
時刻欄をクリックすると編集モードに入ります。数字をそのまま続けて入力すると、 自動でコロンが補われます。
1300→ 13:00530→ 5:309→ 9:00130→ 1:30時刻欄で Enter を押すと、本文の入力欄にフォーカスが移ります。時刻 → 本文 → 送信 の流れを キーボードだけで完結できます。
タイムラインマーカー
時刻が入力されたタイムラインカードには、左に小さなマーカー(ドット + 横線)が描画されます。
時間帯セパレータと不明セクション
同じ時刻が連続する場合、2 件目以降の時刻ラベルは省略され、見やすく表示されます。 時刻が未入力のエントリは末尾の「不明」セクションにまとまります。
2 階層グループ(タイムライングループ)
タイムラインは「タイムライングループ」(例:前日 / 当日)でさらに区切れます。 各グループは折りたたみ可能で、ドラッグで並び替えできます。
画像メモ
Ctrl + V を押すと、クリップボードの画像がフリーメモに画像メモとして貼り付けられます。 各パネルに画像ファイルをドラッグ&ドロップしても画像メモとして追加できます。
画像メモは 40×40 のサムネイルとキャプションで表示され、サムネイルをクリックすると 全画面表示で拡大できます。キャプションは編集可能で、 登場人物バッジや [キーワード] 記法も同様に使えます。
グループ管理
フリーメモと自分用メモは、エントリを「グループ」に分けて整理できます。 タイムラインも 2 階層のグループ(タイムライングループ → 時刻順)で整理されます。
ヘッダーの操作
削除時の挙動
フリーメモ / 自分用メモのグループを削除すると、所属していたメモは「未分類」へ移動して保持されます。 タイムライングループを削除すると、そのグループ内のエントリも一緒に削除される点に注意してください。
全開 / 全閉
パネル右上のアイコン(▾▴ / ▴▾)で、 そのパネル内の全グループを一括で展開 / 折りたたみできます。
登場人物バッジ
メモに紐付けた登場人物は、カード端に「バッジ」として表示されます。 バッジの見せ方は、パネルごとに表示形式と表示モードで調整できます。
バッジの表示形式
バッジには 3 つの表示形式があります。
バッジの表示モード
パネル別デフォルトと個別上書き
アプリ設定で、パネルごとに「デフォルトの表示形式 / 表示モード」を設定できます。 個別のメモで、コンテキストメニューの「役職マーカー設定」から 表示形式・表示モードの両方を上書きできます。 「デフォルトに戻す」を選ぶと、そのメモだけパネル設定に従う状態に戻ります。
役職マーカー追加(メモへの紐付け)
メモを右クリック → 「役職マーカー追加」から、そのメモに登場人物を紐付けられます。 紐付けるとカード端のバッジ列にその人物が現れます。
紐付け先のパネルの表示モードが「オフ」になっている場合、 紐付けても見えなくなってしまうのを避けるため、自動で「ミニマル」に切り替わります。
パネル別の絞り込み
各パネルのヘッダーには登場人物の色丸が並んでおり、クリックすると そのパネル内のメモを該当人物に紐付くものだけに絞り込めます。 複数選択も可能で、右端の ✕ で一括クリアできます。 絞り込みはパネルごとに独立して保持されます。
検索とリンク
ヘッダーの「検索」から、タイムライン・フリーメモ・自分用メモを横断してキーワード検索できます。 検索結果はパネル別にグループ化され、マッチ箇所がハイライト表示されます。
横断検索
検索結果は最大 50 件まで表示され、各結果をクリックすると該当メモに飛びます。
[キーワード] 記法と自動辞書
メモ本文に [キーワード] と書くと、その箇所が検索リンク(青字 + 破線下線)として描画されます。 クリックすると検索パレットがそのキーワードで開きます。
確定したキーワードは自動的にリンク辞書に登録され、以降のメモでブラケットなしで書いても 自動的にリンク化されます。
リンク一覧
ヘッダーの「リンク一覧」を開くと、登録済みキーワードがリスト表示されます。 各キーワードをクリックするとそのキーワードで検索が起動します。不要なキーワードは削除できます。
相関図
登録した登場人物どうしを関係線で結ぶ機能です。 線の色やラベルで関係性(友人 / 敵対 / 取引相手など)を表現できます。
サンプル
関係の構造
- from → to の方向を持つ(描画は無向だが、内部的に始点 / 終点を持つ)
- ラベル(例:友人 / 敵対 / 取引相手)
- エッジ色(任意。プリセットから選ぶか、ラベルごとに自動)
- メモ(任意。関係性の補足)
ラベルプリセット
よく使う関係性ラベルがプリセットとして用意されており、それぞれ既定の色が設定されています。 編集 UI ではこれらをワンクリックで選べます。
ズーム / パン
マウスホイールで 0.5 倍〜3 倍までズーム、左ドラッグでパンできます。 右上の「リセット」ボタンで等倍 / 中央位置に戻ります。
リスト表示
相関図モーダルでは、関係性の一覧をリスト形式でも編集できます。 各行は from / ラベル(左に色アクセント)/ to で構成されます。
人物推理メモ
ヘッダーの「人物推理メモ」から、登場人物ごとに疑惑度(★ 0〜3)と個別メモを記録できます。 最終議論前の頭の整理や、議論中の疑惑度の変化を残すのに使えます。
疑惑度(★ 0〜3)
PL / NPC 区分
推理メモは PL と NPC で別セクションに分けて表示されます。 犯人候補が PL / NPC 双方にいるシナリオでも見やすく整理できます。
エクスポートとデータ管理
セッション全体のデータをファイルに書き出したり、別アプリへテキストで貼り付けたりできます。 データの保存先や、オフライン利用についてもここでまとめます。
エクスポート / インポート(JSON)
アプリ設定の「バックアップ」から、セッション全データを JSON ファイルに書き出せます。 同じ画面から読み込めるので、PC 間の移行やバージョン更新前のバックアップに使えます。
テキストエクスポート
同じ「バックアップ」画面から、全パネル or 指定パネルのメモを Markdown 形式でクリップボードに書き出せます。 別アプリへ貼り付けて使えます。
データの保存先
メモは端末のブラウザに組み込まれた IndexedDB (オフラインデータベース)に保存されます。サーバーには送信されないため、利用にあたって アカウント登録は不要です。
ブラウザのキャッシュ / サイトデータを削除するとメモも消えます。重要なデータは事前に エクスポートしておいてください。
PWA / オフライン
マダめもくんは PWA に対応しているので、Chrome 等のインストールからホーム画面 / アプリケーション一覧に追加できます。一度開いたあとはオフラインでも起動できます。
ショートカット・設定リファレンス
Undo / Redo
メモ・登場人物・推理メモ・相関図の変更は履歴に記録されます。Ctrl + Z で取り消し、Ctrl + Shift + Z でやり直しができます。セッションを切り替えると履歴はリセットされます。
キーボードショートカット
Ctrl + Z直前の操作を取り消すCtrl + Shift + Zやり直すCtrl + Vクリップボードの画像をフリーメモに画像メモとして貼り付けEsc編集確定 / モーダルを閉じるEnter時刻欄からテキスト欄へフォーカス移動Shift + Enter本文中で改行アプリ設定
ヘッダー右の「アプリ設定」から、表示や入力の挙動を調整できます。